二刀流トレーナーの海外医科学図書館

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Acupuncture【鍼灸】

治療する前にまず針治療の副作用を把握しておこう!-鍼灸におけるリスク管理-

近年、通常の鍼灸だけに留まらず美容鍼灸など様々な針治療が流行しておりますが、 針を使用する以上、副作用やリスクなどは少なからずあります。治療する側はもちろんこのリスクを知っておくべきなのは間違いありません。そこで今回は針治療における副作用・…

腰痛に対する針治療の効果 -エビデンスの観点から-

腰痛の治療として様々な方法がありますが、腰痛持ちの方が針治療を受けることは少なくないと思います。海外でも、経験的に効果はあるということで針治療を利用する人が増えています。患者からしたらエビデンスの有無は関係ありませんが、私たち臨床家として…

足底筋膜炎に対する鍼灸治療 -治療の効果とエビデンス-

陸上選手をはじめ、スポーツ選手に多い足底筋膜炎。病院や整骨院に行っても中々治らないということもよく聞くくらい、メディカルサイドからしても厄介ですよね。その中で足底筋膜炎の治療として鍼灸治療に通われる方もいるのではないでしょうか。そこで今回…

遅発性筋痛(DOMS)に対する鍼灸の効果

今回は遅発性筋痛(Delayed-onset muscle soreness: DOMS)に対する鍼灸の効果について最新の所見をお伝えしていければと思います。 最新といっても、鍼灸のDOMSに対する効果を述べている最も新しい論文が2015年で、あまり研究が進んでいないように思いますが…

オランダで鍼灸師としての起業・開業について

現在、オランダではフリーランスビザへのハードルが低く、日本で鍼灸師の免許を取得された方が何名かオランダで起業・開業されています。そこで、オランダの鍼灸事情と競争に勝ち抜くにはどうすれば良いかを僕なりの考えのもとお伝えできればなと思います。 …

頚部痛に対する鍼灸の効果の持続性について

今回は頚部痛に対する鍼灸の効果の持続性についての論文を読んでみたので、お伝えしたいと思います。 今回のポイント 慢性の頚部痛に対しては鍼灸が有効であるというエビデンスが多い 治療後3ヶ月を超えると鍼灸の効果は薄いと考えられる まずは慢性期の頚…

鍼灸の効果 術後の疼痛のマネージメント

今回は手術における術創部の疼痛に対する鍼灸の効果を検証した論文レビューを行います。 手術を行った患者に対して、術創部の疼痛に対して鎮痛薬を投与する場合があります。しかしながら、鎮痛薬にも副作用があるので、できれば避けたいところです。 そこで…

脈診の基本

脈診の基本 東洋医学では、脈は臓器を写し出すものとして考えられています。 西洋医学では脈と言ったら拍数しかあまり気をつけて触診しないですが、東洋医学では非常に多くの点に着目して脈を評価します。 脈の場所と探し方 脈の種類 Floating 浮脉(Fu Mai) …

舌診の基本

舌診は中医学の中でも重要な診断方法の一つです。 舌から収集できる情報は多く、様々な観点から評価をしていきます。 色 蒼白 赤 紫 形 薄い 腫脹 長い 短い 割れ目 歯の跡 舌苔 白 黄 グレー 黒 湿り具合 乾燥 湿り 色 色は最も早く症状として出る事項であ…

七情と六淫

東洋医学では人間の病気の要因を体の外側からの影響と内側からの影響に分けて考えます。 内側からの要因を内因、外側からの要因を外因と呼びます。 内因は七情と言って七つの感情があります。 外因は六淫と言って六つの外的環境があります。 七情 六淫 七情 …

五臓六腑の位置関係と働き②

前回は五臓(陰の臓器)についてお伝えしました。 今回は六腑(陽の臓器)とその他の臓器について触れていきたいと思います。 小腸 胆嚢 胃 大腸 膀胱 三焦 その他の臓器 脳 子宮 気の産生と循環 血の産生と循環 津液の代謝 小腸 小腸は心と同じ火の臓器にな…

五臓六腑の位置関係と働き

五臓六腑とは陰の臓器(五腑)と陽の臓器(六腑)と三焦のことで、西洋医学における内臓にあたります。 それぞれ五行の成分に沿って別れ、1つの成分あたり陰の臓器を1つ、陽の臓器を1つ持ちます。 それぞれの臓器には役割があります。 また、西洋医学のよう…

五行説 〜相生と相克〜

五行論は陰と陽と並んで東洋医学の基礎になります。 五行とは自然界に存在する木、火、土、金、水の5つより成り立っています。 広大な大地を持っている中国ならではの発想で、人間も自然界の1つですので、自然界の流れも人間に起きているものも同じであると…

気・血・津液と精

気とは身体中をめぐるエネルギーのことで、呼吸や食事など様々な形で産生され、また消費されていきます。 この気を循環させるために必要なのが血であり、津液です。 また、この気の源になるのが精です。 今回はこの気・血・津液と精についてお伝えしていきま…

東洋医学における問診のための16の質問と基本的10項目

まず始めに 東洋医学における症状とは 問診の手順と基本的10項目 問診の手順 基本的10の質問 16の質問 1.疼痛 2. 食事と味覚 3. 排便と排尿 4. 喉の渇きと飲み物 5. エネルギーレベル 6. 頭部、顔と体 7. 胸と呼吸 8. 四肢 10. 発汗 11. 耳と目 12. 冷と熱の…

陰と陽の概論 西洋医学には無い考え方

陰と陽、これは東洋医学を考える際、とても重要です。中医学系の学校(鍼灸・按摩マッサージなど)では恐らく最初に習うことが多いのではないのでしょうか。 それでは詳しくお伝えしていきます。 陰と陽とは 陰と陽の関係 東洋医学にあって西洋医学にないも…